「連続ドラマW -ママは昔パパだった-(全6回)」

2009(平成21)年・日本/(WOWOW)・60分(全6回)
お薦め度: ★★★★★ ![]()
監督: 赤羽博
脚本: 大石静 加藤綾子 糸川玲子
主題歌: 松任谷由実『人魚姫の夢』(Album Version)
出演: 戸田恵子 (小谷仁美) 余貴美子 (上野牧子) 吉田栄作 (有馬勇治) おかやまはじめ 石丸謙二郎 (少年野球監督) 芦原伊織 (小谷駿) 小室優太 (小谷亮) 山谷花純 (有馬ゆか) 光石研 (菊地弁護士) はるな愛 (加納マリ) 津川雅彦 (加山茂一) 白川由美 (小谷佐和子) 伊東四朗 (小谷聡史)
ゲスト出演: 高橋由美子 (歯科医) 鳥居かほり (野球チームの父兄) 長棟嘉道 安藤玉恵 橋本亜紀 竹中里美 大島蓉子 川俣しのぶ 小野香織 伊嵜充則 剛たつひと (バス会社の上司) 岡本麗 (女性代議士) 映美くらら 土屋裕一 浜田晃 窪田正孝 佐伯新 大林丈史
今回は、WOWOWで放映されたTVドラマ「ママは昔パパだった」です。性同一性障害という、普段耳慣れない病気で、生まれた時の性別では生きていけない人々、その法改正をモチーフにしたドラマです。
性同一性障害の主人公が困難に直面しながらも明るく前向きに生きていく様子を描く。「パンドラ」「プリズナー」「空飛ぶタイヤ」と常に話題性と独自性を打ち出してきた連続ドラマW。この夏放送する第4弾は、『自分らしく生きること』をテーマにしたオリジナルドラマ「ママは昔パパだった」。
【解説】 2008年6月に実際行われた<性同一性障害特例法改正>をモチーフに、性同一性障害を抱える主人公が、様々な困難に直面しながらも、母親として、女性として、ひとりの人間として、明るく前向きに生きていく様や、主人公を支える家族や友人との絆を、オリジナルストーリーとして描き出す。脚本は、「ふたりっ子」で向田邦子賞・橋田賞のダブル受賞に輝き、近年では「功名が辻」「四つの嘘」など話題作を数々手がける大石静。主演は、第13回読売演劇大賞最優秀女優賞受賞の勢いそのままに、舞台、映画と幅広い活躍をみせる演技派女優、戸田恵子。性同一性障害を抱えた母親役という難役に挑む。ほか共演に、『おくりびと』で世界を沸かせた余貴美子、NHK朝の連続ドラマ小説で新たな一面を見せた吉田栄作、そして、ベテラン俳優に伊東四朗、津川雅彦、白川由美ら、演技に定評のある豪華キャストが勢ぞろい。ある<家族>の軌跡を、ユーモアと真摯な目線を併せ持ちながら描いた。
【あらすじ】 主人公・小谷仁美40歳。小学生の2人(6年生と4年生)の息子を持つ。職業は長距離路線バスの運転手。母親1人で一家を支える子供たち自慢の「ちょっとキレイなお母さん」である。しかし、仁美は十数年前まで小谷仁史として、肉体上、法律上「男」として生きてきた。仁美が抱えていた病は「性同一性障害」。性同一性障害と認定され、性適合手術をし、名前も変え、「女性」になったが、戸籍上は依然「男性」である。2004年に「性同一性障害特例法」が施行され、一定条件が揃えば法律上も「女性」になることができるが、仁美にはその条件の一つ「未婚であること」「子供がいないこと」があるために、それが叶わなかった。仁美は、周囲の援助を受けながら、子供のため、家族のため、自分のアイデンティティの確立のために、性同一性障害特例法改正についに立ち上がる――。
【ものがたり】
【第1話】長距離バスの運転手をしながら、女手ひとつで育ち盛りの息子2人を育てる仁美(戸田恵子)。ある日、長男・駿(芦原伊織)のリトルリーグの練習へ、隣に越してきた有馬(吉田栄作)とその娘のゆか(山谷花純)も連れて行くことに。球場に着くと『仁美のこと』を知ったチームの父母(鳥居かほり)たちが「子供の教育上よくない」と仁美と駿にチームの退会を迫る。性同一性障害は病気であると説明するも、聞く耳を持たない父母たち。仁美がいる限り、チームの練習は再開しない、との監督(石丸謙二郎)判断にショックを受ける駿。状況が分からない有馬は、仁美の過去を知り、言葉を失う……。
【第2話】チームから退会を迫られた駿は、翌日自宅に戻らなかった。地方での仕事で家を空けていた仁美は、弟・亮(小室優太)からの連絡で、急遽東京に戻る。産みの親であり元母親の牧子(余貴美子)のところだろうと、早朝牧子宅を訪ねる。そこにはやはり駿が……。仁美は安堵と怒りで駿を叱り付け、牧子を責めるが、駿が自分の意思で牧子のもとを訪ねた事を知る……。駿は、野球チームでの問題は、仁美ではなく、牧子の息子となれば解決すると考えていたのだ。
【第3話】駿も無事小谷家に戻った。子育てには牧子の協力が必要と実感する仁美。そんな中、仁美を「性倒錯者」と誹謗中傷する記事が雑誌に載った。記事を見た同僚たちからの嫌がらせがエスカレートする。堪りかねた仁美は休職を申し出る。落ち込む仁美を見かねた有馬は旧友の人権弁護士・菊池(光石研)を紹介。男性籍で生活を続けていた仁美は、戸籍の性別を変更する術を菊池に相談することに……。その晩、父・聡史から佐和子(白川由美)が倒れたとの連絡が入る。
【第4話】仁美の母・佐和子が緊急入院した。駆けつけた仁美は、佐和子が末期がんによる危篤状態であることを知る。性転換以降、仁美を否定し続けた佐和子は、混濁する意識の中「ごめんね」とだけ告げて他界する。職場も失い、母までも失った仁美は『自分らしく生きる』ため、菊池に子供がいても戸籍の性別を換えられる法改正を目指すと訴える。菊池は家庭裁判所への申し立てと同時に、仁美の考えを広く訴えるため、記者会見を開くことに……。
【第5話】加山慎一郎が仁美を訪ねる。彼もまた性同一性障害に苦しむ一人で、テレビの記者会見を見て、救いを求めてやって来たのだった。慎一郎は厳格な祖父・茂一(津川雅彦)に、自身の病気を告げられずにいた。そんな慎一郎の姿に仁美はかつての自分を重ね、協力を申し出る。一方、仁美自身も法改正を目指して精力的に活動していた。新聞やテレビの取材、街頭でのビラ配り、1万3000名余の署名集め……。必死に活動を続ける仁美に対し、次第に周囲の眼差しも変化し始める。
【第6話(最終回)】仁美が起こした運動に、当初は反対していた人々も賛同しとうとう法務大臣を動かした。国会内に、性同一性障害に関する勉強会が設けられ、法改正に対する賛成派・反対派双方の意見交換が始まった。仁美はもちろん、菊池弁護士や、既に性適合手術によって女性に戸籍を変えた美羽子(慎一郎)も意見陳述を行い、この問題への理解を求めた。しかし、戸籍制度重視の議員からは、依然として根強い反対意見が聞かれ……。
【性同一性障害特例法】
性同一性障害とは、心の性と身体の性が食い違っている状態を指す医学的な疾患名のこと。2004年施行の「性同一性障害特例法」では、性同一性障害と診断された場合、「20歳以上であること」「結婚していないこと」「性別適合手術を受けていること」「子供がいないこと」を満たしていれば戸籍上の性を変更することが認められ、2008年6月の改正では「子供がいないこと」が「未成年の子供がいないこと」に改正された。
このように、このドラマの家庭では、子どもが未成年であるため、除外された。まだまだ、世間の風当たりは強いままなのである。
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祖母のうしが昼間から寝ています……。彼女曰く「この歳になって、戦争中でもあるまいに、まさか栄養失調でくたばるとは思わなかったよ。」と菊次郎に言っております。いつもの調子で「うるせぇ、ババア!」と悪態をつく菊次郎。狭い庭には長女の安子が縁日で買って、ヒヨコから可愛がって育てたニワトリの「ピーちゃん」がいる。学校から帰って来た安子は、庭先のニワトリ小屋の異変に気づき、「ねぇ、ピーちゃんは? お母さん、ピーちゃんどうしたの?」と尋ねますが、さきもうしも答えられません。台所から鍋を持って出て来た菊次郞に、呆然とする安子。「ババアが栄養失調だ何だとゴタクを並べやがるからよぉ!」「これで栄養つけろよ。今日は鍋だぁ!」とご機嫌……。泣き通しの安子もさきになだめられ、一緒に鍋をつつくのでした。
時は流れ、たけしはさきに黙って大学を中退し、喫茶店でバイトをしたりしながら芸人になる決意を固めていました。「一生懸命勉強しないと、父ちゃんみたいになっちまうよ!」と言うのが口癖のさきは、「大学辞めちまって、芸人になるとはどう言う事なんだよ!」と凄い剣幕です。ですが、どうにか芸人として売れてきて、テレビにもちょくちょく出演するようになりましたが、「いまは売れて有頂天だが、じきに落ち目になって食えなくなるんだ。」とさきは心配で仕方ありません。
ことある毎に、さきはたけしに小遣いをねだります。嫌々ながら、たけしも母に小遣いを渡してやっています。軽井沢に見舞いに行った帰り、姉・安子の店に立ち寄りますが、姉の夫から「お母さんから、よく言われるんですよ。いまにたけしは落ち目になって食えなくなるだろうから、そうなったらたけしにご飯くらいは食べさせてやってね」と……。安子からは「母さんから預かったから、持って帰ってね」と小さな布袋を渡されます。帰りの列車のなかで、ふと気づき袋を開けてみるたけし。中から出てきた物は“菊次郎の金の指輪と貯金通帳”だった。さきは欲で小遣いをねだっていたのではなく、たけしが落ち目になっても困らないようにと、すべて貯金してくれていたのでした。たけしは目立たないように、そっとサングラスをかける。そのサングラスの奥から、涙が止めどなく流れて来た。今更ながら母の深い愛を改めて感じたたけしだった……。

















真利子が竹次郎の自転車を磨いているが、粗忽者の真利子さん、うっかり自転車を倒してしまいます。



















第九話 (1985/07/25(木) 21:40~22:00) 憧れの圭子ちゃん(岡崎由喜枝)の誕生パーティーに呼ばれたたけしだが、お誕生プレゼントに不祝儀用の花を渡すわ、紅茶とケーキの載ったお盆を引っくり返すわで大顰蹙!。ムシャクシャしたたけしは悪ガキ連中と連れ立って、河原に住む貧乏な級友・山上大介(仙田信也)一家のほったて小屋の柱を揺する。すると柱が折れ、家はすっかりぺしゃんこになってしまった。あとで様子を見に行くと大介一家










第二話 (1985/07/16(火) 21:40~22:00) ツンツルテンの洋服をからかわれた


第四話 (1985/07/18(木) 21:40~22:00) ジングルベルの曲が流れる師走の町。祖母・菊(千石規子)は義太夫の教授料(月謝)が入ったと、たけしにグローブ代の800円を手渡す(実際は、シャイな父親・菊次郞が金を出したのだが)。念願のグローブが手に入る! とたけしは喜び勇んで古道









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