「ほえる犬は噛まない / BARKING DOGS NEVER BITE」
監督: ポン・ジュノ
出演: ペ・ドゥナ (ヒョンナム) イ・ソンジェ (ユンジュ) コ・スヒ (チャンミ) キム・ホジョン (ウンシル) キム・ジング (ツバ吐きばあさん) ピョン・ヒボン (ピョン警備員) キム・レハ (浮浪者)
久しぶりに、ペ・ドュナ主演の映画を見ました。やっぱり「リンダ・リンダ・リンダ」の印象が一番強烈でしたね。
【解説】 とある高層マンションを舞台に、連続小犬失踪事件をめぐって繰り広げられる騒動を描いた異色コメディ。事件を通して浮かび上がる普通の人々の奇妙な側面を、誇張や漫画的表現を織り交ぜテンポ良くユーモラスに綴る。冒頭に「本映画に登場する犬は、医療専門家の立ち会いのもとで、安全に管理されています」とテロップが流れる。その意味は、すぐに判明するのだが……。監督は本作で劇場映画デビューとなる新鋭ポン・ジュノ。主演は韓国の人気TVタレント、ぺ・ドゥナと「アタック・ザ・ガス・ステーション!」のイ・ソンジェ。
【ものがたり】 中流家庭の住む閑静な高層マンション。うだつの上がらない大学の非常勤講師ユンジュ(イ・ソンジェ)は、出産間近の妻ウンシル(キム・ホジョン)に養われながら教授を目指している。(韓国でも、分別ごみを徹底させているのですね!)
だが最近、飼うことを禁止されているはずの犬の鳴き声がマンション内に響き渡り、なかなか出世できない彼をイラつかせていた。そしてある時、彼はたまたま犬を見つけると地下室に閉じこめてしまう。一方、マンションの管理
事務所で働くヒョンナム(ペ・ドゥナ)は、平凡で退屈な毎日を送っていた。そんな時、団地に住む少女の愛犬ピンドリがいなくなったと知り、正義感を燃やしてビラ貼りを手伝い始めるのだった……。
失踪した犬は、声帯手術のために声が出ない犬だったのだが、ユンジュが気がついた時には既に遅く、地下室でピョン警備員の腹の中に……。
そのうち、同じマンションに住み、屋上で切り干し大根を干していた老女の愛犬も、散歩中に失踪した。最初の犬は、地下室に閉じ込めただけだったが、二匹目は屋上から投げ捨てた所を、たまたまヒョンナムと友人のチャンミ(コ・スヒ)が隣の棟の屋上で休憩していた時、双眼鏡を覗いていたヒョンナムに発見されてしまった。赤い帽子と赤いニットシャツの男を追うヒョンナム、マンションの廊下を追いかけ回した挙げ句、偶然開いたドアにぶつかってしまい、追跡は断念されてしまった。
ある日、ウンシルが犬を連れて帰宅した。マンションで飼うことに反対するユンジュ、しかしウンシルは、「スンジャ」と名前を付けて可愛がっている。家でブラブラしているユンジュに「散歩させてよ!」と言われたユンジュは、散歩中に妻の愛犬スンジャを見失ってしまった。夜になって一人で帰宅すると、妻のウンシルは犬がいなくなった事に腹を立て、「私の退職金で買った犬なのよ! 出産間近の女がリストラされないと思っていたの!」と、日頃の鬱憤を爆発させてしまった。
それからの彼は、チャンミの店で犬探しのビラをコピーし、町中に貼って歩くのであった。ヒョンナムはそんな彼を手伝うが、ポケベルで管理事務所に呼び戻された彼女は、上司に叱責され、解雇されてしまった。
偶然、マンションの屋上に昇ったとき、目の前に繋がれたスンジャが料理される寸前だった。浮浪者風の男は今まさにスンジャを串刺しにするところだったのだ。スンジャを助け出したヒョンナム
は、男から逃げる……。あわや、という時にチャンミが男をKO!して、救ってくれた。犬も戻って、「めでたし、めでたし」のユンジュ夫婦、ユンジュは学長宅へ教授昇格への根回しに出かけて行く。学長に飲まされ、ベロベロになったユンジュは、道ばたでヒョンナムに出会った。ユンジュはヒョンナムの前を走り、「こんな光景、前に見なかったか?」と言い出す。自分が犬を屋上から投げ捨てた犯人だ、と告白するのだった……。
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