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2008年3月

「カーリー・スー / CURLY SUE」

Photo_21991年・アメリカ(コメディ)・102分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: ジョン・ヒューズ (John Hughes)
出演: ジェームズ・ベルーシ (James Belushi) 
アリサン・ポーター (Alisan Porter) 
ケリー・リンチ (Kelly Lynch) 
ジョン・ゲッツ (John Getz) 
フレッド・ダルトン・トンプソン (Fred Dalton Thompson) 
キャメロン・ソア (Cameron Thor) 
ジョン・アシュトン (John Ashton) 
スティーヴン・カレル (Steven Carell)

  ホームレスの孤児カーリー・スー(アリサン・ポーター)とその保護者ビル(
ジェームズ・ベルーシ)が、当たり屋に精を出す。不幸にも二回もカモにされてしまったのは、人の良いエリート女弁護士グレイ(リンチ)。やがていつしか三人は離れがたい思いを抱くようになるが。最後にほろりとお涙頂戴。キッズ・ムービーはお任せ、ヒューズ印のハートウォーミング・コメディ。

 その日暮らしの気ままな人生を送る9歳の少女とその保護者が、偶然出会った女弁護士と心の絆を深めていくコメディ・ドラマ。監督、製作、脚本は、「ホーム・アローン」の脚本を努めたジョン・ヒューズ。製作総指揮は「フェリスはある朝突然に」で音楽監督を手掛けたターキン・ゴッチ。撮影は「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ」「ジェイコブ・スラダー」などのジェフリー・L・キンボール。美術は「愛がこわれるとき」のダグ・クレイナー。衣装は「フラッシュダンス」のマイケル・キャプラン。

 9歳の孤児、カーリー・スー (アリサン・ポーター) は、保護者のビル・ダンサー(ジェームズ・ベルーシ) と共に町から町へ、流れ者のような生活をしていた。今回やってきたのは冬のシカゴ。大都会の人の波の中、さっそく二人は当たり屋でひと儲けしようと企んだ。標的は、女弁護士として確固たる地位を築いてきたグレイ・アリソン (ケリー・リンチ)。彼女はまんまとビルたちのサギにひっかかり、夕食をごちそうするハメになった。ところが数日後、ビルは本当に交通事故に遭ってしまった。偶然にも車に乗っていたのはグレイで、気を失ったビルはとりあえずグレイのマンションに運び込まれた。こうして奇妙な居候を招かざるを得なくなったグレイだったが、いつしかかわいいカーリー・スーに心惹かれていった。しかし、グレイの恋人ウォーカー (ジョン・ゲッツ) は、スーとビルの存在に腹を立て、スーが虐待を受けていると警察に密告した。ビルが逮捕され、スーが施設へ引き取られた時、グレイは初めて二人が自分にとって必要な存在であることを確認した。グレイはビルを釈放させ、スーを正式に引き取ることにした。スーは、新しい保護者ができたためにビルが去っていってしまうのではないかと不安になったが、もちろんビルは彼女を待っていて三人は家族として新たな人生をスタートさせることになり、スーも学校に通い始めるのだった。

Alisan_porter_curly_sue James_belushi_bill_dancer Kelly_lynch_grey_ellison John_getz_walker_mccormick Fred_dalton_thompson_bernard_oxbar Barbara_tarbuck_mrs_arnold Branscombe_richmond_albert Steve_carell_tesio Adele_robbins_dcfs_caseworker Edie_mcclurg_secretary Viveka_davis_trina

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「シリアル・ママ / SERIAL MOM」

Serial_mom_1994_21994年・アメリカ(コメディ)・94分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: ジョン・ウォーターズ
出演: キャスリーン・ターナー  サム・ウォーターストン  リッキー・レイク  マシュー・リラード  スコット・ウェスリー・モーガン  ジャスティン・ホウェリン  ミンク・ストール  メアリー・ジョー・キャトレット  スザンヌ・ソマーズ  パティ・ハースト  ジョーン・リヴァーズ

 社会に溢れる理不尽な輩に怒りの鉄槌を降り下ろし、殺人を繰り返す良き家庭の平凡な主婦の姿を通して、現代人の心の中に巣食うフラストレーションと怒りと殺人衝動を鋭くえぐる悪趣味なブラックユーモアに満ちたホーム・ドラマ。ドラマは実録形式で描かれ、アメリカにおける犯罪とメディアの関係、裁判や死刑問題に対する風刺も痛烈。監督・脚本は「ピンク・フラミンゴ」「クライ・ベイビー」などで知られるカルト映画作家ジョン・ウォーターズ。製作は「愛を殺さないで」のジョン・フィードラーとマーク・ターロフのコンビ。撮影は「裸の銃を持つ男」シリーズのロバート・スティーヴンス、音楽は「ロボコップ」「沈黙の要塞」のバジル・ポールドゥリス。美術のヴィンセント・ペラーニオ、衣装のヴァン・スミス、編集のジャニス・ハンプトンとエリカ・ハギンズと、ウォーターズ作品の常連スタッフが集結。主演は「私がウォシャウスキー」「白いドレスの女」「ローズ家の戦争」のキャスリーン・ターナー。共演は「キリング・フィールド」のサム・ウォーターストン、「クライ・ベイビー」のリッキー・レイク、監督とは10作目のコンビとなるミンク・ストールら。また「クライ・ベイビー」にも出演した元ポルノクイーンのトレイシー・ローズ、テロリストに誘拐された末に、その仲間となって銀行強盗を働いて有名になった新聞王の孫娘パトリシア・ハースト、そして自身の役で登場する全米TV界の人気女優スザンヌ・サマーズなど、異色キャストも話題に。

 宣伝ポスターに堂々と“天才”の文字。これはオーソン・ウェルズだけに許されていた特権ですよ、ウォーターズさん。でも、観終わると間違いじゃない、と唸らされるのです。本格的メジャー作品になるほどアホさが際だつというか、楽しく観させられちゃうだけ罪深い映画を作る。それは真の天才バカボンにしかできぬ所業です。全き中流米国夫人の美意識を貫き、その規範を逸脱するものには死をもって償いをさせる。主婦としては完璧だが究極のバカ母に扮し、最近ただでさえヒット作に恵まれていないのに、これでいいのだぁ~と開き直るターナー姉御。私、一生貴女についていきます。もう、彼女のお腹立ちは逐一ごもっともなんだけど、息子がバイトするビデオ店で、巻き戻さずにテープを返却した婆さんに加える天誅は強烈至極。皆さんも気をつけましょうね。

 ある閑静な住宅街。一見ごく普通の主婦ビヴァリー・サトフィン(キャスリーン・ターナー)は、歯科医の夫ユージーン(サム・ウォーターストン)、娘ミスティ(リッキー・レイク)、息子チップ(マシュー・リラード)に囲まれて幸せな生活を送っていた。朝、いつものように家族を送りだした後、彼女は近所のヒンクル夫人(ミンク・ストール)にイタズラ電話をかけ、猥褻な言葉を思い切り浴びせてストレスを発散させる。チップの高校のPTA面談に行くと、担任教師から息子のことを揶揄され、怒った彼女は車で教師をひき殺した。蚤の市の会場で、娘を振って別の女の子(トレイシー・ローズ)とデートしていたカールを見つけた彼女は、トイレで彼を火掻き棒で串刺しにする。教師殺害事件を捜査中の警察は、ビヴァリーを容疑者と断定。ビヴァリーは次に、夫を急患で呼び出したスタナー夫婦を殺害する。日曜日、教会に行った彼女を警官隊が取り囲むがビヴァリーは逃走し、チップがバイトするビデオショップに隠れた。そこで彼女はテープを巻き戻さない上にチップを殺人鬼の息子と言った老婦人の後をつけ、「アニー」を見ていた老婦人を殴り殺した。その現場をチップの友人スコットが目撃し、彼女は包丁を持って町中を追いかける。ライヴハウスに逃げ込んだ相手を、彼女は衆人監視の中で焼き殺した。その直後、彼女は逮捕される。ビヴァリーは、一躍注目の的になった。裁判が開始されると、彼女は弁護士を解雇して自分で弁護を始める。するとなぜか裁判は彼女に都合の良いように進み、ついに無実を勝ち取る。彼女をモデルにしたドラマの主演女優(スザンヌ・サマーズ)らに囲まれるビヴァリー。その時、トイレから女性陪審員(パトリシア・ハースト)の死体が発見された。秋なのに白い靴を履いてイライラさせられたビヴァリーの仕業だった。悲鳴が上がる中、彼女は不気味な表情を浮かべた。

Photo_3 Photo_4 Sam_waterston_eugene_sutphin_dds Traci_lords_carls_date Suzanne_somers_herself Ricki_lake_misty_sutphin Matthew_lillard_chip_sutphin Kathleen_turner_beverly_r_sutphin Joan_rivers_herself

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「僕はラジオ / RADIO」

Photo2003年・アメリカ(ドラマ)・109分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: マイク・トーリン
出演: キューバ・グッディング・Jr (ラジオ)  エド・ハリス (ハロルド・ジョーンズ)  アルフレ・ウッダード (ダニエルス校長)  デブラ・ウィンガー (リンダ)  S・エパサ・マーカーソン (マギー)  クリス・マルケイ (フランク)  サラ・ドリュー (メアリー)  ライリー・スミス(ジョニー)

 アメリカで最大の発行部数を誇るスポーツ専門誌、スポーツ・イラストレイテッドに掲載された実話を映画化した感動ドラマ。サウスカロライナ州アンダーソンで今も名誉コーチとして活躍している高校アメフトチームの名誉コーチとコーチ補佐兼マスコットの物語。「ザ・エージェント」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したキューバ・グッディングJr と「ビューティフル・マインド」のエド・ハリス。引退した名女優、デブラ・ウィンガーも出演している。知的障害者の黒人青年と、高校アメフト部のコーチが出会い、友情を深めていくさまをハートウォーミングに綴る。監督はこれが監督作日本初紹介となるマイク・トーリン。

 1976年、アメリカ南部、サウスカロライナ州アンダーソン。その町のハナ高校で、アメフトチームのコーチを務めているハロルド・ジョーンズ(
エド・ハリス)は、アメフトをこよなく愛し、曲がったことが大嫌いな熱血教師。ユーモアと思いやりも忘れないが、シーズンが始まると頭の中はチームのことでいっぱいになってしまう。妻のリンダ(デブラ・ウィンガー)は、そんな彼を優しく見守っているが、高校2年生になる一人娘のメアリー(サラ・ドリュー)は、少し淋しく感じていた。ジョーンズは、練習場の周りをいつもうろつく黒人青年のことが、心にひっかかっていた。彼は知的障害を持ち、何をするでもなくいつも一人でショッピングカートを、毎日黙々と押している。ある日、チームの生徒たちが、転がったボールを持っていかれたことを理由に、彼を用具小屋にテープで手足を縛り上げ、面白半分で監禁してしまう。それに気づいたジョーンズが小屋に入ると、ラジオは恐怖のあまり泣きじゃくっていた。ジョーンズは生徒たちを叱り、お詫びの気持ちから彼にチームの練習を手伝ってくれと頼むのだった。その時、初めて青年の名前を尋ねると、彼は「ラジオ」と名乗る。だが、青年の本名は、ジェームズ・ロバート・ケネディ(キューバ・グッディングJr.)と言うのだ。彼のことを「人より少し頭の回転が遅いだけ」と言う優しい母親マギー(S・エパサ・マーカーソン)と、ふたり暮らしだ。母親ゆずりの音楽好きのジェームズは、片時もラジオを離さない。恥ずかしがりやのラジオは、最初はだれとも話さなかったが、徐々にアメフトの楽しさを覚えていく。やがてジョーンズのはからいで試合の応援にも参加するようになり、フィールドでコーチの隣でチームを応援するラジオの姿は、たちまち人気者になる。ジョーンズは、学校でのラジオの居場所を少しずつ広げていくのだった。今やラジオは、昼食のメニューを告げる校内放送を担当し、廊下を走る生徒を注意し、授業にも参加していた。前向きで明るく、純粋な心を持つラジオに最初は偏見を抱いていた教師や生徒、町の人々も次第に心を開いてゆく。しかし、ラジオの存在を快く思わない人たちもいた。シーズンが例年よりも悪い勝率5割の成績で終わったとき、その不満は爆発した。チームの後援者のひとり、フランク(クリス・マルケイ)が、「ラジオに気をとられているから負けるのだ」とジョーンズを責める。ラジオを小屋に監禁した首謀者で、また「女子更衣室で先生が呼んでいる」とラジオを騙し、女子生徒が着替えている更衣室へ行かせ、当然騒ぎたてられたラジオの立場が悪くなるよう画策するのが、フランクの息子ジョニーだった。花形選手のジョニーだが、ジョーンズは彼を試合に出場させない決断を下す。怒ったフランクは理事会に連絡し、生徒でもないラジオが授業に出ていることに抗議し、後援会のメンバーを煽る。ダニエルス校長(アルフレ・ウッダード)は、ジョーンズと理事会の板ばさみになって悩む。しかし、ジョーンズとラジオの友情が変わることはなかった。「どうしてここまでしてくれるの?」と、マギーの問いにジョーンズは「正しいことだから」とシンプルに答える。ところが、マギーが仕事中に心臓発作で急死してしまい、事態は思わぬ方向へと急展開するのだった・・・。

 人間としての優しさを、知的障害者であるラジオに教えられているのは、健常者の自分たちだ!というコーチ・ジョーンズの言葉が印象的。エンディングの卒業式の場面ではホロリとさせ、名誉卒業生で終生ハナ高校2年生となった「ラジオ」が微笑ましい。是非観ていただきたいハートフル・スポーツ・ドラマです。

Radio_2003 Radio_2 Radio_3 Radio_4 Cuba_gooding_jr_radio Ed_harris_coach_jones Debra_winger_linda Sarah_drew_mary_helen Alfre_woodard_principal_daniels S_epatha_merkerson_maggie Brent_sexton_honeycutt Chris_mulkey_frank Riley_smith_johnny Michael_harding_irv_the_cop Patrick_breen_tucker

(写真: 三段目右から) キューバ・グッディング・Jr(ラジオ) エド・ハリス(コーチ・ジョーンズ) デボラ・ウィンガー(ジョーンズの妻) サラ・ドリュー(ジョーンズの娘) アルフレ・ウッダード(ダニエルズ校長) S・エパサ・マーカーソン(ラジオの母) ブレント・セクストン(コーチ補佐) クリス・マルケイ(後援者フランク) ライリー・スミス(フランクの息子ジョニー) マイケル・ハーディング(警官) パトリック・ブリーン(タッカー)

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「ゆりかごを揺らす手 /THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE」

Photo_21991年・アメリカ(スリラー)・110分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: カーティス・ハンソン
出演: アナベラ・シオラ レベッカ・デモーネイ マット・マッコイ アーニー・ハドソン ジュリアン・ムーア マデリーン・ジーマ ジョン・デ・ランシー ミッチェル・ローランス

 逆恨みした女の復讐劇を描いたサイコ・スリラー。産婦人科の医師にセクハラされたその事件は大きな社会問題にまで発展し、ついに医師は自殺。その妻は全財産を奪われ、そのショックで流産してしまう。復讐を誓い、半年後、ベビー・シッターとして接近し、徐々にその狂気を剥き出しにしていく・・・。

 夫の自殺が原因で、子供を流産した女性が、ベビーシッターとして幸せな家庭に忍び込み復讐劇を繰り広げる。監督は「窓ベッドルームの女」のカーティス・ハンソン、製作はデイヴィッド・マデン、製作総指揮はテッド・フィールド、ロバート・W・コート、リック・ジャファ、脚本はアマンダ・シルヴァー、撮影はロバート・エルスウィット、音楽はグラエム・レヴェルが担当。

 優しい夫マイケル・バーテル(マット・マッコイ)と幼い娘エマ(マデリン・ジーマ)に囲まれ幸せな日々を過ごすクレア(
アナベラ・シオラ)は2人目の子供を身ごもり、産婦人科へ診療に訪れたが、医師のモットは診察するふりをして猥雑な行為に及んだ。触診する際、ゴム製の手袋を外して事に及ぶところなど、かなり卑猥な描写となっている。事情を知った夫の助言により、彼女は警察に訴え、医師会の知るところとなるが、これがマスコミに大きく取り上げられ、他に数人の女性が被害に遭ったことが判明。次々と真相が明らかになる中、医師は自宅でピストル自殺し、各種の保険や財産は州に没収された事を告げられた彼の妻ペイトン(レベッカ・デモーネイ)は衝撃を受けその場で昏倒、妊娠中の彼女は流産し、生命の危機から子宮を除去摘出されてしまった。一方クレアは無事に男児を出産、ジョーイと名付けられた。6カ月後クレアのもとへやって来たペイトンは、過去を隠しベビー・シッターとして雇われることに成功し、引っ越して来た夜から彼女は授乳が出来る自分の乳房をジョーイに含ませるなど、自らの子供のように扱い始めた。さらにエマにも好かれるように振舞い、マイケルの論文をこっそり破り捨てクレアの持病である喘息を促進させ、自分を訝しげに見る精神障害を持つ使用人ソロモン(アーニー・ハドソン)を罠にはめて追い出し、バーテル夫妻の仲をも裂くため、マイケルが初恋の相手であり現在は友人の妻であるマレーン(ジュリアン・ムーア)と浮気しているように画策し、バーテル家を崩壊へと追い込んでいった。そんなある日、マレーンはペイトンがモット医師の妻であることを偶然知り、バーテル家へ駆けつけるが、ペイトンの罠にはまり温室で絶命、それを発見したクレアも発作により病院へと運び込まれた。幸いにも助かり、退院したクレアはマレーンの足跡を追い、遂にペイトンの正体を突き止める。バーテル家を追い出されたペイトンだが再び家の中に侵入、マイケルやクレアをシャベルで殴り倒して排除、マイケルは骨折して動けない。幼いエマとジョーイを奪いにかかるが、間一髪でソロモンが救出。立ち直ったクレアによりペイトンは二階の窓から突き飛ばされ、庭の柵に叩きつけられ息絶えるのだった。

 今回は、ストーリーの結末までお伝えしてしまいましたが、それでも尚、観れば分かってもらえます。普通の主婦が、ここまで変貌出来るのか? 憎しみとは、これほど凄まじいものか? 身の毛もよだつ!という作品で、どんどん作品中に引き込まれてしまいます。余談ですが、ジュリアン・ムーアが綺麗ですよ!

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「トランスアメリカ / Transamerica」

Photo2005年・アメリカ(ドラマ)・103分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: ダンカン・タッカー
出演: フェリシティ・ハフマン (ブリー) ケヴィン・ゼガーズ (トビー) フィオヌラ・フラナガン (エリザベス) エリザベス・ペーニャ (マーガレット) グレアム・グリーン (カルヴィン) バート・ヤング (マレー) キャリー・プレストン (シドニー)

 性同一性障害(トランスセクシュアル)に悩む父親と愛を知らずに育った息子が、ひょんなことからアメリカ大陸横断の旅に出るハートフル・ロードムービー。主演の
フェリシティ・ハフマンは、女性になろうとしている男性という難役をみごとに演じてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。若い頃から男性であることに違和感を抱き、いまは女性として独りLAで慎ましい生活を送るブリー。彼女のもとにニューヨークの拘置所から1本の電話が掛かってくる。トビーという17歳の少年は、友人の麻薬所持を庇って留置されていた。警官から「男娼」をしている事実を話されるが実の父親“スタンリー”を探しているというのだ。トビーは、ブリーがまだスタンリーという男性だった時代に、ただ一度女性と関係を持ったときに出来た子どもだったのだ。ようやく肉体的にも女性になるための最後の手術に許可が下りた矢先、拘置所にいる実の息子トビーの身元引受人となるためニューヨークへ向かうハメになるのだが・・・。

 フェリシティ・ハフマンという女優さん、驚きました! 男性だとばかり思っていたものですから・・・。俳優さんの化け方にびっくりしました。ちょうど、この作品が出た時は、サスペンス物ばかり観ていたので、うっかり見落としていた作品でした。今回はじめて観ましたが、「う~ん、映画って良いもんですねぇ!」という珠玉のハートフル・ロード・ムービーでした。

Transamerica_2005 Transamerica_2 Transamerica_3 Transamerica_4 Transamerica__5 Felicity_huffman_4 Kevin_zegers_toby Elizabeth_pea_margaret Fionnula_flanagan_elizabeth Burt_young_murray Carrie_preston_sydney Graham_greene_calvin Grant_monohon_hitchhiker Stella_maeve_taylor

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「デビル / THE DEVIL’S OWN」

Photo1997年・アメリカ(サスペンス)・111分
お薦め度: ★★★★★ 
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監督: アラン・J・パクラ
出演: ハリソン・フォード  ブラッド・ピット  マーガレット・コリン ナターシャ・マケルホーン ルーベン・ブラデス  トリート・ウィリアムス  ジョージ・ヘアン ポール・ローナン  ミッチ・ライアン  ジュリア・スタイルズ  デヴィッド・ウィルモット

 ニューヨークの警察官トムの家に、一人の青年が同居することになった。彼の名はローリーと言い、トムの祖先の地アイルランドからやって来た、優しい笑顔の好青年だった。妻と娘とも、すぐに親しくなるローリー。だが彼の真の正体は殺人者として指名手配されているIRAに所属する国際テロリストだったのだ・・・。

 家族と団欒中、8歳の時に目の前でIRAのシンパで漁師だった父を、いきなり乱入した覆面の男(実は警察官)に射殺される、という過去を背負っていた。以来、IRAの実行隊長になっていた彼は、英国政府と警察に激しく抵抗する。アメリカへは、武器調達のためにやって来たのだが、武器商人とトラブルになり親友を殺されてしまう。英国情報機関、アメリカFBI、地元警察からも追われる彼を、トムは殺さずに逮捕しようと奔走するが・・・。ハリソン・フォードブラッド・ピットという異色の顔合わせが実現したサスペンス映画。

 ブラッド・ピットは、「ブラッド・ダイアモンド」の時よりも、この作品の方が寡黙な青年・・・という雰囲気が出て好感が持てます。数ある評価のなかには、この作品を「駄作」に近い表現をする方も見受けましたが、どうしてどうして私はけっこう引き込まれました・・・。「ブラッド・ダイアモンド」も近々ご紹介いたしましょう。               
Harrison_ford_tom_omeara Brad_pitt_rory_devaneyfrancis_austi Natascha_mcelhone_megan_doherty Treat_williams_billy_burke Margaret_colin_sheila_omeara Simon_jones_harry_sloan

 (写真左上より、ハリソン・フォード(巡査部長トム)、ブラッド・ピット(IRA活動家ローリー)、ナターシャ・マケルホーン(NYでIRAを援助する メーガン)、トリート・ウィリアムズ(武器商人ビリー)、マーガレット・コリン(トムの妻)、サイモン・ジョーンズ(IRAを援助する判事ハリー)















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